なぜ、リモートワークでチームが連携され、業務が円滑に回るのか?

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、リモートワーク・在宅勤務を実施する会社が急増しています。
2020年4月7日、国内で初めて「緊急事態宣言」が発令され、急遽リモートワークを実施する会社も多いのではないでしょうか。
そんな中、弊社では従来よりリモートワーク・在宅勤務を実施していて、チームで円滑に業務が遂行しております。
弊社の強みは、「お客様のお困りごとを、様々な経験を持つ人的リソースを組み合わせることでプロジェクトをリードし、解決していくこと」です。システム開発、データマネジメント、PMO立ち上げ支援など、それぞれのスペシャリストが集結し、プロジェクト単位でチームを構築しています。
そしてその大半をリモートワークで可能にしている理由について、ご紹介します。
役割の明確化
まず、チームでそれぞれが自分の持っている役割を明確にしました。
コンサルティング、営業、データマネジメント、PMO推進など、各部門において、お客様にとって何ができるのかを明確に、さらに各部門どうしがどう関わり合っているのか、それぞれが抱えているタスクが何なのか、まで紐付け、徹底的に洗い出しました。
チーム連携、共有の徹底
今どんな進捗で、何を課題としているかなど、チームで連携していくことを徹底、共有しています。
弊社内ではコミュニケーションツールとして以下を使っています。
- teams(チームズ)
マイクロソフトのOffice 365ビジネスユーザー向けグループウェア。
チーム内のチャットやグループでの電話会議、会議メモの記載、ファイルやスケジュール管理など、あらゆるツールが集約されていて、チーム間のコミュニケーションツールとして、注目されています。
基本的には上記のサービスを利用し、あとはお客様に合わせてツールを利用しています。
そしてサービスを効果的に扱うために日々試行錯誤し、新しいことも取り入れていきます。
働きやすさへの取り組み
リモートワークが実施されている背景には、新型コロナウイルス感染拡大だけでなく、2019年4月以降の「働き方改革」が順次施行されたことにもよります。
「働き方改革」の国の施策としては、以下が挙げられています。
- 労働時間の短縮と労働条件の改善
- 雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保
- 多様な就業形態の普及
- 仕事と生活(育児、介護、治療)の両立
この働き方改革により、残業が減り、定時退社が多くなった企業も多いと思います。
ただ、「残業なし」「きっかり8時間働く」ことが果たして本当に「働き方改革」の目的につながっているのでしょうか?
「働き方改革」の本来の目的は、
「一人ひとりの能力を最大限発揮し、働き方を見直すことで生産性を高めること」だと思っています。
それなのに、残業をなくすことばかり考えて、疲弊している人も多くいることも事実。。。
リモートワークで円滑に業務が遂行でき、チーム間でコミュニケーションをとっていくことは、その抜本的解決にも繋がってくると考えています。
また弊社では働きながら家事・育児をしたり、複数の仕事を掛け合わせて仕事に生かしたり、働く時間を自由にコントロールして自身の意識を高めたり、様々な働き方が可能になっています。
実際に、「リモートワークが業務時間の短縮につながった」という声も多くあり、リモートワークを率先的に取り入れ、働き方を見直すことが、業務効率化と意識向上にもつながっています。
リモートワークのメリット、デメリットについては、別稿でご紹介します。
リモートワークで生産性向上と働きやすさの見直しを!
今回は、弊社がリモートワークを実施し業務が滞りなく遂行している、そのためにチーム全体が意識していること、働きやすさへの取り組みについて書かせていただきました。
今後リモートワーク・在宅勤務はさらに必要とされてくると思います。
弊社の経験が、みなさまのお役に立てたら幸いです。
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