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女性の求める働き方

「女性の社会進出」という言葉が当たり前になってきました。2020年4月に発表された、アベノミクス3本の矢の「成長戦略」のなかにも、「女性が輝く日本」を目指す取り組みが挙げられ、女性が働きやすい会社はどういった会社なのかが、大きく問われる世の中になりました。またそれと同時に、“イクメン”という言葉が流行したように、今まで女性が主で行っていた家事や育児に積極的に参加する男性も増えています。

男女問わず求めているものが一致してきているいま、「女性が求める働き方」は実は「これからの働き方」に直結するのではないでしょうか。

 

ライフスタイルや価値観の変化

女性が働くことが当たり前になる一方で、制度が整っていなかったり、女性の管理職がいまだ認められていなかったり、なかなか意見が通らなかったり、働きたいという意欲があっても打ちのめされる会社もたくさんあります。そうした中でも、「結婚しても仕事は続けたい」「育児休暇を取ったとしても、そのあとは仕事に戻りたい」と話す人が増加しています。「女性が求める働き方」を実現させ、ライフスタイルや人々の価値観を変化させていくことが急務であると感じています。

また、最近では在宅勤務やテレワークが増え、「意外といけるな!」と今後もテレワークを推奨する会社も増えていくのではないかと聞きました。この、「どこでも働ける状態」は、わたし自身も求めている理想の働き方でもあります。今後ますます創造的な仕事の内容が増えていく中で、自宅で仕事してもよし、カフェで仕事してもよし、リフレッシュに散歩してもよしとする、自由な働き方は、より一層創造力を増すことにつながるのではないかと思います。

 

「気遣い」から成り立つ、「これからの働き方」

わたしが弊社で働き始めた頃、会議室の予約をする際に社長から言われたことがあります。

「その会議室はトイレが洋式?和式??」

 

正直、洋式でも和式でもどっちでもいいやと思っていたのですが、後から社長に聞き、「和式トイレは、女性が大変じゃない?」という、女性に対する気遣いだと知りました。

社内でも、働く時にみるポイントは?というアンケートを女性社員に尋ねたところ、

・トイレが綺麗かどうか、トイレにロッカーはあるか

・社内やプロジェクトに女性がいるか

・お昼休みが自由か否か

などの意見がありました。トイレに対する情熱がとても感じられました(笑)女性ならではの目線という見方もありますが、見方を変えると、これは、女性だから、男性だから、は関係なく、一緒に働く人がどうしたら気持ちが良く働けるか、を考えているからこそであり、「気遣い」で成り立っているといえます。

働く女性の要望が、これからの働き方にあるべき姿を表してくれているように感じます。

「これからの働き方」は、より自由度が高く、自分自身でカスタマイズしていく仕事が増えていくからこそ、一人ひとりの「気遣い」で成り立つことが重要だと考えています。

弊社の経験が、みなさまのお役に立てたら幸いです。

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