生産性を向上させるためにできること

企業の成長と発展のために必要不可欠なのが、「生産性の向上」です。
「生産性の向上」と聞いて、何を思い浮かべるか。
生産量を上げること?業務効率化?
短い時間の中で、生産量を上げることを目的として働いているだけでは、「時間に追われる」という感覚が次第に増えてしまいます。これは、短距離を全力疾走することと同じなのです。
長距離走で、持続的に走り続けるためには、本当の「生産性の向上」を理解していく必要があると考えています。
労働生産性=付加価値÷労働量
労働生産性とは労働による「付加価値」を労働量によって割った値です。この値が大きければ労働生産性が高い、ということになります。
出典:『パーパス・マネジメント』丹波真理 著(株式会社クロスメディア パブリッシング)
つまり、「付加価値」を上げていくことが、生産性の向上に繋がっていくことを示しています。
「付加価値」は、独自の価値を付け足すという意味もありますが、ビジネス上では、総生産額から原材料費や燃料費、減価償却費を差し引いた額のことを指し、企業が生産によって新たに生み出した価値のことをいいます。
生産性を向上させるために、弊社でも様々なことを意識しています。
テレワークの実施による、生産性の向上
付加価値を上げ、生産性を上げるために弊社が行っている取り組みの一つが「テレワーク」です。
弊社は、業務の全てをテレワークで実施しており、各々が自分の役割を理解し、役割からくるタスクを共有することで業務の「見える化」が成り立っております。
また、テレビ会議をよく行っているので、対面で会っても、あまり久しぶりな感じがしません(笑)
テレワークは、通勤時間がない、住む場所を選ばない、子育てや介護がしやすい、自分で時間管理をするためタイムマネジメントが身につくなどの、働く側のメリットも多いですが、ワークライフバランスが良くなることで仕事の生産性が上がる、などの企業側のメリットもあります。
弊社の代表は、畑での農作業中にテレビ会議を開催することがあります(笑)会議参加者からすると、なんとも広大な農地という斬新な光景を見ながらの会議ということになるのですが、代表は、農作業中や散歩中、車の運転中など、身体を動かしている時にこそ、新しい閃きや次なる考え、改善策を生み出すといいます。テレワークによって、リフレッシュできることも、生産性に大きく関係しているのではないかと思います。
生産性は、長距離走で、長い目で見ていくことが大切です。個人においても、企業においても、生産性を長期的に向上させるために、「付加価値」を上げる取り組みが重要なのではないでしょうか。
弊社の経験が、みなさまのお役に立てたら幸いです。
主な参考文献
『パーパス・マネジメント』丹波真理 著(株式会社クロスメディア パブリッシング)
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